現在中国は国慶節。10月1日(木)〜8日(木)までお休みになっています。
基本的に日本在住の日本人には関係ないことですが、私のような日中間の貿易のお仕事に携わっている者や今はコロナ禍ですが、旅行環境関係などいわゆるインバウンド関連のお仕事に携わる方々は、中国の長期休暇は大いに影響がでてきます。
旅行観光業は、コロナの影響が直撃しているのは皆さんご存知の通りです。
例年でしたら、中国から多くの観光客が来日し、以前の爆買いとまで行かなくても、観光や小売業、外食業に多大な売り上げを生み出していましたが、今年は残念ながらコロナの影響でなくなってしまいました。
日本の休日=休日+中国の休日≒休日!??
日本国内の日中貿易業社にとっての国慶節とは、野球投手に例えれば、下位打線との対決、いわゆる一息抜けるタイミングです。
日本の会社である以上、日本の土日祝日はお休みです。
そして、日中間のお仕事なので中国の祝日も日本の祝日もどっちもお休みです!
・・・とは残念ながらなりません。
ですが、中国の祝日は中国間を主なビジネスに特化している日本企業では、中国側が休みとなる関係から連携活動をストップせざるを得ないため、できることが限られてきます。
ですので、必然的に仕事は減少します。
ということで、比較的お休みを取りやすいタイミングになります。
この時期にお休みを頂き、旅行などを楽しむ社員もいるくらいです。
会社に出ている場合は、日本のお客様との交流に注力するか、普段できない社内の問題に取り組んだり、会議をしたり、、などです。
お客様もこの状況を知っている事も多く難しいお願いをしてくることは少ないですし、比較的心の休まる時期となります。
逆にお盆の中国国内企業は?
日本と関係のない中国企業には無影響です。
ですが、日中間の貿易に携わっている中国国内企業は、日本同様に日本側との営業や連携が途絶えますので、現地社員は気が休まる時期になります。
日本人の中国国内の駐在員は?
両方休めて天国か?!・・・と思いますが、
ここは悲しい哉、日本人の性、私の一緒に仕事をしていた中国の日本人駐在員さんは、正月は中国カレンダー、春節は日本へ出張して本部会議と言う、各国の『悪いところどり』をしている人がかなりいました。仕事が好きなのか?会社からのプレッシャーなのか?は知りませんが、日本の世の中はそう甘くないみたいですね?
両国領事館は?もちろん良いとこ取り?元日も春節も両方業務はお休みです。
中国の祝日は少ない?今年のTVの中国国内観光の映像が人だらけ。
昨今の日本のTVで流れる中国国内旅行の映像が日本のお盆でもあり得ないほどの人混みで怖いんだけど?
君の行く場所は〜♪果てしない人混み〜♪なのに何故ただ突き進み君はゆくのか〜♪こんなにしてまで〜♪
何故か!?それは中国の祝日は少ないからです。
有給をがっつり取れる企業さん何て限られているからです。
休めないかです。行くしかないのです。
例えば、2020年でしたら以下の通りです。
・1月1日 元日3連休
・1月25日 春節10連休
・4月4日 清明節3連休・・・お墓参り。
・5月1日 労働節5連休・・・メーデー、何か最近伸びたようだ。以前は土日+1日だけ。
・端午節3連休・・・春秋戦国時代の政治家「屈原さん」を忍んで、ちまきを食べて、ドラゴンボートレースをする日。
・国慶節+中秋節8連休・・・建国記念日、中秋節の名月。
・・・で、かつこれらは土日を含めての日数ですので、日本に比較すると相当祝日が少ないこととなります。少ない休日を全力で遊んでいます。
本日は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました!