ご覧いただきありがとうございます。
今回は我が家の柴犬のらべるさんの足にアレルギーっぽい十円ハゲが発生したお話です。
同じような状況の柴犬ファミリーの方の参考になればと存じます。
久々のエリザベスカラールック。
我が家にお迎えしてから今まで、骨折以外は健康だった柴犬のらぶるさん。
今月に2歳の誕生日を迎える直前のこのタイミングでついに健康問題が発生です。
柴犬ではよく見られる皮膚病系の問題です。
そして、今は一日の多くの時間はこの姿で過ごすこととなってしまっています。
彼にしたら二度としたくないエリザベスルックに戻ってしまいました。
今回は以前のような骨折ではありませんので、体中をなめることができないという以外は自由に動くことはできるのですが、
現在は9月でまだ気温も高く、エリザベスカラーの中は暑くなりやすいこと、かゆいところをなめられない、頭も掻けない、水を飲むのも食事も不便であることなど、いろいろストレスが溜まっていそうです。
らぶるさんは生後4か月ぐらいで右前脚に橈骨尺骨の骨折の大けがを経験しており、約3か月の時間をエリザベスカラー姿で過ごしてきました。
前回のエリザベスカラー卒業から1年強ぶりのエリザベスカラー装着生活に突入です。
エリザベスカラーの装着理由はやはり傷口をなめないようにです。
発見
それは突然でした。っていうか飼い主の注意不足でした。
3日前に散歩から帰って、自宅の玄関でウェットティッシュでの足ふき掃除をしていたところ、
あれ?右足の甲が十円ハゲみたいにピンクになってないか?
と異常を発見。
そう言えば、最近足を随分なめていたような気がします。
私はおもちゃで遊んでいるだけだろうと特に気にかけていなかったのですが、実は右足をなめまくっていたようです。
ちょっと様子を見ようと思い、まずはそのままにして観察を続けていたところ、やはり右足の甲をなめています。痒がっているというよりは気になって仕方ない様子ですね。
こりゃアレルギーではないか?
・・・という流れて久々のかかりつけの、病院(ホテル機能あり)へ向かうことに。
病院へ。診断結果
我が家は行きつけの病院が決まっています。
骨折時にお世話になって病院さんでホテルや美容室も手掛けている近所でも有名な病院さんです。
骨折の手術なんて、入院して、痛い思いがあるとは思うのですが、我が家のらぶるさんは病院は大好きですね。
待合室から興奮が止まりません。
家では出さないきゅんきゅん♡声をしていたり、他のワンちゃんに挨拶に突撃しようとしたり、落ち着きませんね。
人にはわかりませんが、病院の中が他の犬猫の臭いでてんこ盛りなのか、いろいろなワンちゃんに会えて楽しいのか?
とにかく病院の待合室で落ち着いていることが苦手です。。。
そして、病室で先生と対面するとこの興奮は最高潮に達します。
家ではほぼ見せることのない、しっぽ前回フリフリモード、先生に飛びついて喜びと愛情を表現します。
足を治してくれた命の恩人というのがわかっていたらこの犬はすごいですね。
・・・ということで診断は簡単。
問診。ほぼ食事の管理方法、ハゲ部分の確認。
診断結果。恐らく食事アレルギーではないと思われる。
退屈を持て余してなめ続けた結果こうなってしまったのか?
虫さされなどのきっかけからナメはじめてしまったのでこうなってしまったのか?
恐らくはそんなところではないかとの診断見解。
食事アレルギーの場合は、このような局部で症状がでるというか、左右対称で症状がでるとかいろいろ特徴があるなどなど。
確かにらぶるさんの症状はただ右前脚がハゲているだけで、左足に症状はない。
あとは、ハゲてはいるものの”かぶれ”などの症状はかなり軽くみえるようです。
対策1:治療と予防。そして費用。
この診断結果を受けて、当面の療法は塗り薬&エリザベスカラーで決定。
今年初めてのアニコム保険発動。
診察料と塗薬、消毒ガーゼで合わせて1,500円ナリ。
そして、生活上の注意。
食事の原因ではないと思われるもののできれば注意。
我が家はらぶるさんを甘やかした結果、グルメになってしまっているので食事を結構ころころ変更しているとの問診へ回答したので、
獣医としてはちょっと気になった様子。
飽きが対策ならば、2~4種類ほどのフードを決めてローテーションした方がアレルギーリスクは低くなるとのことでした。
あとは、現在右足の甲はハゲて肉丸見えなので散歩の際は虫に注意ですね。
草むら大好きなので、ノミダニ薬はつけているものの、やはり虫刺されのリスクが大きくなってしまうようです。
最後に暇つぶしを与えることでしょうか。
暇つぶしに足をなめ続けてこのような症状がでることも少なくないようですね。
対策2:暇つぶし対策を考える。
もし暇つぶしが原因としたら結構厄介ですね。
家にいるときはそこそこ遊んであげていることと、1日2回30分以上の散歩はほぼ欠かしたことがない。
問題は不在時やフリータイムですね。
最近、らぶるさんの嚙む力も相当なレベルになり、簡単な樹脂型の骨などは2週間もすればかなり小さくなってしまいます。
(説明書では削り取った粉などは排泄物から出てくるので問題ないとのことですが。)
昨今かったのが、噛み応え抜群のこれですが、これでさえひと月でかじり壊す突破口を作ってしまっています。
ちなみに固いのはダメなら縄はどうかというと、これもだめ。
自由にかじらせておけば数日でオダブツです。
もちろん、市販の犬用の骨はバリバリ速攻で完食してしまいます。
ということで、噛みつきおもちゃは時間制限していました。
むむむ、、、、こりゃついに鹿の角でも買ってあげなきゃいけないかな。
高いんだよな。鹿の角。
現在、ネットも合わせて安くて安全で中くらいの鹿の角を数多く購入できないか研究中です。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。