ご覧いただきありがとうございます。
前回は愛犬が怪我した!具体的な対応方法を書かせていただきました。
そうしましたら、まずは手術や治療の成功を祈りつつ、次に考えなければいけないのは、退院後、自宅療養についてです。
そして、初回の治療費の壁が立ちふさがります。
今回はまずは必要な環境と物について具体的に書いてみました。
柴犬ライフ③まさか!😭生後4ヶ月で骨折!?~発生から緊急手術前日~
柴犬ライフ④ 愛犬骨折で血の気が引く治療費金額。実体験!私はこうした!?<前編>
柴犬ライフ⑳らぶる君、生後4ヶ月での骨折から治療生活中~怪我発生 とりあえずこうする。具体的なアクション&体験と反省から 編
Contents
結果(特に脚を怪我している場合)
前回同様に結論からいいます。
体験から書きますので、脚骨折のケースの情報がベースになります。
場所の準備①:ペットサークルや生活エリアの仕切りの準備。
犬のからだが3〜4体入るくらいの大きさ、屋根付きが好ましいですかね。
場所の準備②:床材の準備。
滑り止めの目的。パネルカーペットがおすすめです。
トイレの準備:トイレシート、犬用おむつの準備。
トイレシートは滑り止めタイプがいいです。
滑り止めがなければ、別途滑り止めをした方がいいです。
ワンちゃんが嫌がらなければ、犬用おむつもありですね。
ご飯と給水の準備:お皿、給水器の準備。
いつものお皿で自分で食べるのは難しいかも?
給水器もエリザベスカラーでも飲めるものがおすすめ。
清潔の準備:ドライシャンプーやシャンプーシートの準備。
ぶっちゃけですが、退院時はいつもニオイます。
手術後は水シャンプとかはできないと思いますので、これらで拭いてあげるのがいいと思います。
あとエリザベスカラーで自分でいろいろな場所をなめられないためか、くさくなりやすいですね。
おもちゃ:エリザベスカラーで使えるおもちゃの準備。
エリザベスカラーの生活はストレスと暇との戦いです。
普段のはげしい遊びはできませんので、せめて噛めるものを与えてあげましょう。
ざっくりこんなところでしょうか。
退院後の生活インフラ
必要なものをいくつか挙げてみましたが、これからちょっと長くなりますが、一歩踏み込んでみますね。
場所の準備①②
ペットサークル と床材の準備が必要ですね。
犬は動かずにはいられません。
好奇心>不調となり、突然頑張っちゃうこともあります。
やはり行動を制限するものが必要です。
ゲージでもいいかもしれませんが、飲食が不便、あまりに狭すぎる(人目線ですが)と思うので、サークルを推させていただきました。
身体の大きさに合ったものとなりますが、最低でも横たわった愛犬が2,3体入る大きさは欲しいところです。
屋根があるものが好ましいです。
つかまり立ち(写真はサークルではなくてすみません)→着地、、、

は避けなければなりません。
屋根が取り外しがしやすいものもGOODです。
粗相した時の掃除の際は屋根あり+取り外し出来ずは掃除がかなり大変です。
床材(トレイ)はありの方がトイレなどの世話はしやすいかもしれませんが、トレイなしで防水パネルカーペットもありですね。
パネルカーペットは滑り止め効果も期待できるのもいいですね。
トイレの準備
動けないんです。トイレ無理ゲーです。
選択肢はいくつかあります。
1)トイレシート→サークル内敷き詰め
サークル内でいつでもどこでもトイレをしてもいいようにサークルの床面にトイレシートを敷き詰めます。
滑り止めつきが好ましいです。
滑り止めつきトイレシートも安くありません。
なので、滑り止めの床材を滑り止めなしトイレシートは床との接触面の間に設置する方法もありです。
ちなみに床面がフローリングはもちろん、カーペットでもトイレシートは滑ります。
でも一個問題が、
うちの子トイレシート噛むんですよね。
そうそう、うちもです。
ですが、エリザベスカラーつけていれば、しばらくはシートかじりや床材かじりもできません。
ズズズ、、、

がとにかく恐ろしいので対策はした方がいいです。
2)ペットおむつ
エリザベスカラーをつけていて、嫌がらない子ならばペットシートなしでおむつもありです。
ただし、滑り止め対策は必要ですね。
やっぱり滑って怪我悪化するのは怖いです。
滑り止め対策は、パネルカーペットが安くて重くて使いやすいですね。
3)時間とタイミングで隔離
これはベテランオーナーの方向けかもしれませんが、愛犬のトイレのタイミングがわかっている状況でしたら、1)も2)もなしで対応する方法もありです。
あらかじめトイレ専用のサークルを準備しておき、トイレの時間のタイミングになったらトイレをするまでサークルの中に待機させる方法です。
別の言い方をすると、閉じ込めるですね。
ワンちゃんによっては、食事の後とか、一回トイレしてから大体4時間後とか、パターンが決まっていることもあります。
これを把握されているオーナーさんや、しっかり記録を取れる方ならばこの方法も対応できるますね。
ちなみにかかる費用でしたら、1)→2)→3)の順に多いですね。
トイレシート敷き詰めは、噛みちぎりはなくても足の爪で破れたりしますし、小さいサイズのシートをたくさん使った場合は、トイレをしてくれても数枚にわたって汚れてしまって1回で3、4枚捨てるようになったりと結構な速さで追加補充が必要になってきます。
ご飯と給水の準備:お皿、給水器の準備。
エリザベスカラーをつけた場合は、食事方法を考えなければなりません。
特にエリザベスカラーをはじめてつけるワンちゃんは細かな動きはできないです。
一般的なご飯のお皿は台形で、ワンちゃんは床から低い位置のお皿に口を突っ込んでご飯を食べることになります。
ですが、ワンちゃんの口のお皿へのアプローチは斜め上からです。
エリザベスカラーのフチの下部分が床面に当たって食べれません。
力のあるワンちゃんはエリザベスカラーのフチがヘラのようにお皿を押し続けたり、ちゃぶ台返しならぬ、飯皿返しをしてしまうこともあるかもしれません。
この対策は三つ思いつき、
1.食事を人の手で口元に持ってあげる方法。
2.かさ高のお皿を使う方法。
3.そして、これはワンちゃんが食事に集中する性格ならできる方法ですが、食事の時限定でエリザベスカラーを外してあげることです。
我が家は最初は3を試しましたが、食事が終わった瞬間に患部なめを始めました。
ちょうど翌日が健診だったのですが、患部にちょっとかぶれがでてしまったの1.にしました。
2.に関しては、一時本気で考えました。
実際これは怪我が治っても使えますしね。
ですが、最終的に1.がでなんとかなっていたので、購入は断念しました。
清潔の準備:ドライシャンプーやシャンプータオルの準備。
我が家が治療をお願いした動物病院もそこそこの規模で、清潔だったんですが、病室はやはりいろいろなワンちゃんが泊まる場所なので、入院後帰ってくるとちょっとくさいですね。
自宅療養の場合はエリザベスカラー装置でワンちゃんが普段できているナメナメ掃除もできないので、更にくさくなりやすいです。
私は何も知らず、身体中ナメナメしたら余計くさくなるんじゃないか?と思っていましたが、ナメナメは犬の清潔には重要であることをはじめて知りました。
ということで、我が家は、シャンプータオルとドライシャンプーを使っていました。
犬的にはいいにおいではないかもしれませんが、とりあえず人間側からは快適になります。
おもちゃ:エリザベスカラーで使えるおもちゃの準備。
エリザベスカラーを装着すると当然ですが、激しく動いて遊ぶおもちゃで遊ぶことはできません。
もちろん、脚の怪我でしたら走り回ることや踏ん張っての引っ張りっこは難しいですね。
そこで出てくるのが、屋根付きサークルの上から引っかけられるおもちゃと、エリザベスカラーの内側でも遊びやすいおもちゃですね。
我が家で使用していたものは、タコのぬいぐるみ(通称タコ成人)と三角型の噛むおもちゃです。
タコのぬいぐるみはゲージの天井の金網に置いて、たこあしを垂らして中から噛めるように、三角のおもちゃは らぶるさん が慣れてきたころには、器用にエリザベスからのフチですくい取って、三角の真ん中の穴を使って体制を整えてカミカミ遊びしていました。
エリザベスカラーでワンちゃんが困る事柄で「患部を舐めたい」「かゆい場所をかきむしりたい」というのがあるので、ワンちゃんの気をそらす目的としてもおもちゃは重要ですね。
退院準備のタイミング
入院で処置が決まった段階で退院を目指して準備をしていくのが好ましいと思います。
怪我や病状にもよりますが、多くの動物病院さんは人の怪我と比べて長期入院は少ないような気がします。
理由はいろいろ思いつきますが、犬の場合は飼い主と離れることがストレスになるからということが大きいでしょうか。
ちなみに我が家のらぶるさん(生後4ヶ月)は右前脚の橈骨と尺骨の骨折、それぞれ1枚づつのプレート埋め込み手術で入院は3泊4日でした。
まとめ
今回は愛犬の退院準備について書いてみました。
ざっくり住む場所、トイレ、食事、水、遊ぶものです。
私の年齢は40代前半でして、子供の頃見たワンちゃんの生活環境と比べると、今のワンちゃんの生活はかなり恵まれてると思います。
今回で書かせていただいた品々を合わせると出費はざっくり2万〜高くて4万円くらいかかっちゃいますね。
ですが、これらは消耗品や噛むおもちゃ以外は結構長い時間使えたりします。
1番の目的は愛犬が怪我を安全に治せる環境を作ること、二次災害を防ぐことですが、長く使えるので先行投資と考えて買い揃えてみるのもいいかもしれませんね。
我が家の場合は治療生活は4ヶ月に及び、バタバタで試行錯誤をしながらいろいろ買い集めました。
正直、、、、、

と「つかまされた」感のものもあったりします。
そんな状況を防げる情報があればと及ばすながら今回の記事を書いてみました。
専門家でもないですが、今回の内容が何かのお役に立てればうれしいです。
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今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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