中国仕事

【上海ローカルで働いて 受けいれがたかったエピソード】 寄付って愛国?それとも儲けるチャンス?

スポンサーリンク

ご覧いただきありがとうございます!🙇‍♂️🙇‍♂️

今回の記事は日中の寄付についての違いです。

実例は私の実体験、

ほぼ実話になります。

今となってやっとネタですが、

当時は困惑したいました。

かなり少ないとは思いますが、

今後、同じような問題に直面した方が、

これを知っているだけで

対応は変わってくると思いましたので、

記録として残そうと思いました。

決して、特定の人や国を愚弄する意図はありません。😅

悪しからず。

【中国で就職】コネ入社の良し悪し。生殺与奪は主人次第?実体験談つき対策を提案

【死ぬかと思った体験あり】安全第一!中国上海で賃貸物件のチェックすべきポイント3点!

寄付ってなに?

皆さん、寄付ってどういうイメージですか?

私のイメージですと、

何かしら応援したいものや人に、

自分でできる範囲で

お気持ち程度に

資金や物を提供して、

応援するものだと理解しています。

Wikipediaによりますと、

寄付はこんな意味らしいです。

今回は、中国上海で遭遇し、

翻弄された寄付にまつわるお話です。

日中で寄付感のちがい?

日本は寄付は気持ちばかりで、

多くは匿名、

記名でもあまり目立たないもの。

中国では、あくまで私が見たかぎり、

名前は公表して、

自分の貢献を示してするもでした。

今回の実体験の地震の寄付、住んでたマンションでもいろいろな場所に寄付者の名前と金額一覧が貼られてたよ。

ですので、

中国で寄付をしなければいけなくなった場合、

この前提は知っておいて損はないと思います。

私はこれを知らずに、

受け入れることとができないで、

嫌な気分を味わいました。

以下は、私の経験談からです。

ほぼ実話です。

四川大地震寄付ランキング

2008年、中国四川で悲劇が起こりました。😱

四川大地震です。

テレビやメディアでは、

地震被害の悲惨な現場が報道され、

皆で助け合おう!

こんな機運が高まっておりました。

そんな中で私は中国のどローカル会社、

宗家有限公司で働いていましたが、

何気ない日常でそれは起こりました。

総経理である【宗家】が突然決意表明です。

今こそ我が社も愛国を示すときだ!
よし!私は10万元を寄付するぞ!

と張り切る宗家。

10万元!?160万円!?
宗家流石に金持ってるな〜。

とぐらいに思っていましたが、、、

翌日には社内の雰囲気がおかしくなっていました。

赤紙?いやあか○た?

翌日、会社に出勤すると、

エントランスに自由研究で使う模造紙のような、

真っ赤な紙が貼らてます。

よく見ると、、、

宗家 十万元なり?

太子 五万元なり?

なんじゃこりゃ?

そして、朝一番で

开会开会!
あ〜!また朝令暮改の朝礼か〜。

幼き頃から、ファミコンのRPGをやり込んだ私。

Badイベントな雰囲気を感じていました。

愛国心が止まらない♪押し付けが止まらない♪(ももクロ風)

会議に出るなり。

私を捨て、「使徒」となった舎弟1号、

集合した社員の前で発言。

宗家は、100万元を四川大地震の被災者に寄付され、
太子も10万元を寄付されました。
私はこの話を聞いて、モーレツに感動しております!
私も宗家、太子をおおいに見習い、
1万元を寄付することにしました。
へー、すごいなー。

と結構他人ごとに聞いていると。
私は皆さんに提案します!
我が社も社員全員で一丸となって、四川の被災者へ寄付をして、国に貢献しようじゃないですか!
そのいきやよし!
さあ、我が社も全員で寄付をして、国に貢献しようじゃないか!

四川が大変で寄付するってのはわかったし、
別に寄付するのはいいと思うけど。。。

な〜んか、セミナー商法みたいな雰囲気漂ってきたよ〜。😱

寄付なのに、、、少ない?

会社から封筒を配られ、

寄付額をつめて、

金額を小さく書いて総務へ。

いつの間にかそんなシステムが作られていました。

私は、

寄付だし、10元くらいでええんじゃね。

と大奮発のつもりで、

10元を入れようとしたところ、

通りがかった事務のねーちゃんが、

10元?你放太少。(10元?少ないよ。)

というので、

寄付なのに少ないって、
チッ。
しかたねーな。

なんか会社で寄付回収するなんて、

納得いかないものを感じながら、

100元札放りこみました。

・・・・そして翌日。

あなたケチですね! まさかの寄付の追加要求。

翌日朝出勤すると、

赤紙に書かれてるんじゃん?

どれどれ、、、、

なんとランキング化されている?😱

しかも、私はダントツの最下位。😳😳

おいおい、

若手さん、月給2,500元ぐらいだろ?😅

するとしばらくして、

太子叫你了!(太子が呼んでるよ。)

と太子の部屋へ。

そして、太子から

あなた少ないですよ。
ケチですね。🤨🤨
もっとしっかり寄付してください。
・・・どういうこと?
金額少ないとダメですよ。
月給の半分くらい寄付するのが常識でしょう!?

知らないんですか?🤨

あとで封筒もう一枚わたしますから。寄付してください。

まさかの寄付の再提出!

泣く泣く、2,000元寄付する羽目に。😭😭

当時の私の月給5,000元くらいよ。

あー、ごめん。
これが文化だったら、
漏れついていけないンゴ。😭😭

って感じです。

寄付ではなく節税対策? 疑惑発生。

後日別の会社の中国人に聞いたところ、

うちの会社は、総経理だけ10万元だしてたけど、
社員は特に自由だったよ。
ランキング?まー、会社によってかも。

そして、新たな情報。

そうそう、今回は寄付金いくらか出すと、
会社に税金優遇があったと思いますよ。
だから、うちの総経理は10万元出したんだって。
金額多い方が、優遇も大きいらしいよ。

💡ピコーン💡

そうだったのか!寄付戦略!🤓🤓

っていうか、、、l

そもそも寄付が目的じゃなかったんじゃねーか?

STEP 1. 総経理がドカンと寄付をする。

STEP 2. 使徒達に扇動させる。

STEP 3. 従業員に寄付額で争わせる。

STEP 4. 集めた寄付を会社の寄付の寄付とする。

節税できたで!
ウハウハや!

年末の会社の配当が増えて、
笑いがとまりまへんな〜。
は〜はっはっはっは!
狙いはこれだったのか!
どさくさに紛れて、
社員を食いもんにしたってのか!?😭
FUJIHOの忠誠度が下がりました。。。

まとめ と 対策

彼らの利得の目的が、

あったかなかったかは別としても、

結局は私は彼らのやり方に、

従うざるを得なかったわけです。

やはり、

私はこの場所のやり方は合わないな。

と思った印象深いできごとでしたね。

寄付の件、逃げられなかった?

ここでは、

私は追加の寄付金を

支払ってしまいましたが、

回避、離脱する方法はあったんでしょうか?

結論、当時の私には回避はできなかったと思います。

それは私の生殺与奪の権、

雇用の権利、在中外国人としての身分保証の権利、

これを握られていて、

自分自身も万一、

職を失った際の対策もとっていなかったから。

当時私はZビザでしたので、

職業を失えば、早急な転職が必要ですが、

あの時点で言語力も中国での就業時間も短く、

転職サイトにも登録していない、

守備力の低い人でした。

その状態では、とりあえずは、

従うざるを得なかったと思います。

回避するためにはどうすればいい?

選択肢を増やすことです。

中国に住んでいるなら語学。

人材紹介会社への登録。

副業の強化。

平時からの投資資産づくり。

などで、会社への依存度を減らす。

これに尽きると思います。

偉そうに書いてしまいましたが、

これは今の自分自身にも言えることです。

ウズキャリ第二新卒/ウズキャリ既卒

おまけ 郷に従わなくていいじゃん。

当時の私自身もそうでしたが、

中国に住んでいるから、

中国の会社にいるから、

ここに合わせなきゃ、

適用しなきゃ、

これは本当に必要かどうかです。

私は仕事柄、今も、

日本人と接するより、

中国の方と接することの方が多いです。

そこで見るものは、

中国の方だって、日本に来たからといって、

別に生活スタイル合わせてません。

食事だって日本人同席でもなければ、

ほぼ毎日中華系ですし、

中国バッシングを見たくないとのことで、

テレビは中国からネットテレビを繋げて、

中国のTVしかみない。

人によっては、TVもネットも全て中国。

さらに極端に言えば、

日本語さえおぼえない。

という人だって多くいます。

彼らに共通していることは、

人生自由に楽しんでるってことですね。

そういうものを見ていると、

日本人も同じような感じで良いのではないでしょうか。

無理して合わせなきゃ、

存在できないようならば、

そんな環境さっさと脱出した方がいいと思えてしまいます。

また、脱出しなくても、

一歩離れて必要な部分で良好な関係を保つ、

というのもいい方法とは思います。

無理して近づく必要はない。

まー、異文化交流も

自然体でつきあえるなら、

いいと思いますが。

多様性?迎合?
あんなのほーべんですわ。

と思うのが本音です。🤫🤫

世間は皆さん思うほど、

自分を気にしていないものですしね。

ちなみに私ごとですが、

(私は日中国際結婚ですが、

今となっては家族ですが、

自然体でやれてます。)

 

今回は以上になります。

最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました!




スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

FUJIHO-YI

こんにちわ!FUJHOと申します。 埼玉在住。 最近は柴犬(らぶる)をお迎えするも、、まさかの骨折。 飼育と費用を勉強するして都度記事にしています。 仮想通貨(DiFi)、黒柴、セキセイインコ、生活トラブルなどのブログ書いています。 ご一読頂ければ幸いです。 残念ながら、コロナで国外は行けそうにないですが、 中国にも縁があり2006年5月に〜2012年10月まで中国上海で生活していました。 今も中国と関わる仕事に携わっています。

-中国仕事