東京コロナは、ついに上へブレイクアウト、500人に迫る勢いです。
例年でしたら、忘年会シーズン、年末行事準備、年末年始のあいさつ回り。。。と目の回るような忙しさですが、今年ばかりは半ば強制的にこの文化自体を根本的に変えなければならない状況になってしまっているようです。
そんな中、私がお仕事をしている中で意外に話題に上るのが、昔ながらですが、自然淘汰が進んでいたあの文化です。
お歳暮 復活傾向か?
お歳暮が復活傾向いろいろな会社さんと雑談をしていると、各所でお歳暮が増えていると聞きます。皆さんのお勤め先ではもう手配は終えられましたでしょうか?
博報堂 生活定点から引用
https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/861.html
上記、博報堂さんの資料を引用させて頂きますとお分かりの通りですが、お歳暮文化は衰退の一途を辿っております。
上記のデータは個人法人区別なしと推察されますが、法人に関しても昨年までは会社さんによっては、お歳暮、お中元は辞退しますのような会社が多かったと思います。

ですが、コロナウィルスによる影響か、会社等も昨今年末年始の行動に取捨選択を迫られ、結果お歳暮文化も見直されてきている様子を感じ取ることができてます。

面談機会の減少傾向
昨今のコロナの影響から、訪問営業という、コロナ前は当たり前のことにも自粛せざるを得ない状況となっており、実際にお得意先さんとの顔合わせの機会も減っているのが現状です。
そこで普段の感謝伝えたいというお歳暮本来の目的はもちろんですが、面談できない分、せめて他社に先んじてアピールをという目的でもお歳暮復活という会社さんも多いようです。
史上稀に見る経費予算消化
コロナの影響でほぼ100%近い会社が海外出張禁止。
・・・をはじめ、
多くの会社さんで宴会すら禁止。
在宅ワークの会社さんは、通勤定期券支給を停止して実費にしていることもあり。
そしてオフィスを縮小して家賃まで下がったという会社さんの話も聞かれます。
在宅ワークで光熱費まで下がりました。なんてことも。
皆さんよく伺うのが、会社の経費予算消化率が20%〜30%程になったなんて言うことも聞きます。
お金は余りますが、経費計上が少なすぎて、ささやかながらお歳暮でも贈れば節税対策とも考えられているようです。
年末年始行事の自粛
忘年会&新年会面談機会と経費減少のお話と少し被りますが、年末に今年いっぱいの感謝の意を示す忘年会、来年の更なる友好と飛躍を誓う新年会、これらも残念ですが絶望的な状況です。
納会&社内催しこれも大人数で会社でクラスター!
なんて事になってしまっては、会社として目も当てられぬ事態となってしまいます。
仕事で止む終えず感染してしまったならば、同情されますが、
実利としてする必要のない大人数の集会を強行してクラスターに炸裂となれば、
まさに闇歴史を社史に刻むこととなります。

・・・となりますと、お歳暮は対外良し、節税よし、久々にやってみようかの。
という流れになっているようですね。

迫られる年末年始行事
上記も書かせて頂きましたが、会社では今の時期あら忘年会や新年会のシーズンですが、東京では昨日のコロナ感染者最高人数記録更新を見ますと、一般的な常識感覚をお持ちの会社さんは自粛=禁止という方向に行かざるを得ないでしょう。
そしてその後の影響をですが、会社通しの新年挨拶回りも中止でしょう。
例年でしたら、営業社員は組織単位で各社さんへ足を運んで訪問し挨拶に回るという文化があります。
ですが、実際は本当に
「あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願いします。」
挨拶だけ!
という文化になってしまっていて、当事者の営業社員達も

これって意味ないんじゃない?
と思っていることも少なくありません。
しかも、これは大人数で不特定多数が会社に出入りするものですので、まさに感染リスクを拡大させる行動他なりません。
ですので、個人的な推察として、今年からこの文化はしばらく自粛となると予測します。
ですが、何かしら「新年よろしくポーズ」が必要となるとは思います。
となると年賀メールや年賀TEAM、ZOOM(動画通信)などと新しい方法を考える必要があるかもしれません。
従業員の安全ポリシーと人材確保が関連してくる?
昨今の社会状況を見るに「安全の格差」が広がっているように感じざるを得ません。
会社さんによっては在宅勤務推奨で、感染リスクを抑えられてる。
一方は、業態によりやむを得ない場合は仕方ないですが、実際は在宅勤務体制にシフトはできるに関わらず、従業員を信用しきれない。または会社は出てなんぼという経営者の考え方一つで出勤を余儀なくされる。
サラリーマンとその家族は感染リスクが会社の判断に委ねられてしまっている感はあります。

怖いのは、会社さんが通勤が原因で従業員を感染させた場合の責任、従業員が原因で家庭内クラスターを発生させてしまった際の責任、そしてこれははっきりしていない部分ですが、通勤→感染→後遺症の場合の会社の責任は想定していない事だとも思います。
こういう状況を見ますと今後優秀な人材は、安全ポリシー企業へ集まっていくのではないでしょうか?
(自分で起業できる人はしてしまうかもしれませんが。)
さて、以上、昨今身近で感じたコロナ間の一部を記事にさせて頂きました。
あとは、今年の年末年始はウーバーイーツの山場になりそうですね。
私ももう少し若くて体力あれば、年末年始はウーバーで荒稼ぎを目指したかもしれませんが、老雑兵にそんな元気はなしです。
以上、最後までお読み頂きましてありがとうございました!