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“上海蟹”(ほぼ)は日本でも食べられる!?日本のモクズガニがオススメ。

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 10月!上海蟹のベストシーズン到来です!

20年10月15日の中国のニュースでは、陽澄湖の上海蟹の出荷が解禁を告げていました。

報道によると今年は大量、収穫も上々で、大きさもビッグマック級の個体が8割を越しているとのことでした。

今年の上海蟹の卸価格相場は60元〜200元/杯(1,000円〜3,200円ほど)だそうです。

 このお値段、下記記載しますが、日本の"モクズガニ"と比較するとかなり高いお値段ですね。卸値でこの価格ですから。。。。

上海蟹ってうまいの?

 美味しいです。

 日本で蟹というとタラバガニのように肉をメインで食べる種類とズワイガニのように(肉も食べれますが)味噌を食べる種類がありますが、上海蟹はどちらかというと味噌とエキスを楽しむタイプの蟹です。雌は卵を食べれますね。

上海蟹はやはり蒸しかボイルかな。

 上海だと茹or蒸しで上海蟹を食べるのがほどんどです。

上海で食べた上海蟹はこんな感じです。最後に食べたのは2018年になります。
時が経つのは早いものです。。。。

調理する前はこんな感じでぐるぐるまきです。
茹でたら鮮やかな赤になります。
まるで生きているようです。
上海蟹食器です。

 上海蟹については、写真をご覧いただければわかる通りで、説明にも及ばないとも思いますが、これをお尻の方からガバッと背中の甲羅をひっぺがして、味噌を食ベて、手足の中の肉を食べます。

 歯と顎が丈夫な人ならば、手足の中の肉も器具などは使わないできれいに食べることができますが、写真のような危惧があると食べるのが随分楽になりますし、無駄なく食べる事ができます。何より、蟹の甲羅は硬いので歯で割ると結構歯や顎を痛めます

私は器具を使うことをオススメます。👍👍

上海蟹は他に食べ方はないの?寄生虫に注意?

 美味しい食べ方として、生の小ぶりな上海蟹を紹興酒漬けなどもあります。

 私は上海在住時代は結構食べて、非常に美味しいのですが、その後調べてみてびっくりです。

生だと寄生虫がいる可能性があるみたいです。😱😱😱

ウエステルマン肺吸虫のという寄生虫でやられる人もかなりいるようです。

 私が以前食べたのは、約10年前程になりますので、流石に大丈夫だったということだと思いますが、今思えば恐ろしいことをしてましたね。

 ですが、上海蟹の紹興酒漬けは美味しいです。
私は仕事の接待の結構お高いお店でいただいた紹興酒漬けなので、大丈夫だったのかもしれませんね。当時の総経理さんに感謝です。

ウエステルマン肺吸虫については、日本呼吸器学会の論文のリンクがありましたので、記載させて頂きます。勉強になりました。

私も今後は機会があっても非加熱の上海蟹は食べないようにします。

上海蟹は中国から持ち帰っていい?

 上海蟹は、特定外来生物に指定されており、中国から日本へ入国する際に生きている状態の上海蟹を持ち込むことは、禁止されています。

環境省が掲載している、生きた上海ガニの持ち込み禁止の広報資料のリンクを貼りつけますので、ご参考下さい。

このポスターは成田空港でもいろいろな場所に貼られていますね。

一方、上海の浦東国際空港では、シーズンとなると空港内でも生きた上海蟹が販売されています。

私も以前何も知らずに日本で上海蟹を食べてみたいとかなり購入に迷いました。

店舗の人にも日本に持ち帰っても大丈夫か?と聞いてみましたが、日本行きで買っていく人もいるけど、、、没収されてしまうこともあるらしいとのことですので、購入しませんでしたが、上海空港の人も日本人ではないので、日本の規制についてはあまり知りませんので回答は曖昧です。

 他の国は分かりませんが、少なくとも日本はNGですので、中国空港で買って持ち帰ることなどないようにしましょう。

じゃあ、日本では食べられないの?

 日本の一部中華調理店で、正規のルートで輸入した上海蟹料理を扱っているお店があります。保健所から営業許可を受けたお店は正規の輸入商社から仕入れた生きた上海蟹を使うことができているようです。

 また、上海蟹は特定外来生物ですので、許可のない個人が生きた上海蟹を購入、販売、飼育、譲渡したら全てOUTです。

 警察に捕まって、このようなことで逮捕歴がついてしまうので、もし日本国内で存在しないはずの生きた上海蟹を個人で買えますなどの広告や誘いがあっても、関わるのをやめるか、本当に生きた上海蟹を売っているということを知ってしまった場合は、警察に通報した方がいいと思います。

では、日本では茹でたて上海蟹は食べれないの?

 上海蟹ではありませんが、極めて上海蟹に極めて似た蟹が日本で販売されているます。

モクズガニ”という名で生きたまま入手する事ができます。

これは日本の在来種なので、個人でも特に何の資格もなく、生きたままの形で購入する事ができますし、調理済みの冷凍物を販売しています。

上海蟹は別名チュウゴクモクズガニという名称、日本在来種でもモクズガニはいるんです。種類も同じですので、形状も味も同じです。

違うところと言ったら、日本のモクズガニの育成環境の水が中国よりはきれいという事で、香りが多少泥臭くないと言ったところでしょうか?

 日本のモクズガニは、ふるさと納税やネット販売でいろいろなお店から買う事ができます。お値段は1kg5〜10杯ほどで送料込みで4,000円〜ぐらいのお値段です。

ご興味のある方は、一度お試しいただければと存じます。

ちなみに茹で上海蟹の場合は、紹興酒との相性は本当に抜群ですよ。

今回は以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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FUJIHO-YI

こんにちわ!FUJHOと申します。 埼玉在住。 柴犬(らぶる)をお迎えしてもうすぐ2年になります。 お迎え初年に、、まさかの骨折。 手術から回復までの過程と費用。そして柴犬と過ごした体験談を通じて飼育と費用などを勉強したことなどを書いています。 稀にセキセイインコ、生活トラブルなどもブログ書いています。 ご一読頂ければ幸いです。

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